こんにちは、HALです。
・敏感で生きづらさを感じる
・HSPについて知りたい
テレビなどでHSPの言葉を聞いたことがあったり、自分がHSPかと思って生きづらさを感じてる人もいます。
そこでこの記事では、HSPとは何か、特徴と生きづらさの対処法について紹介します。
この記事を読むことで、HSPについて理解を深め上手く付き合うために役立ちます。
HSPとは
ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、アメリカの心理学者のエレイン・N・アーロンによって提唱された心理学的な概念です。
「周りの刺激に敏感で繊細な人」のことを指します。
5人に1人はHSPの傾向を持っているとされています。
HSPは気質なので病気ではありません。
ただ、敏感すぎて生きづらさを感じてしまう人もいます。
辛い場合は、HSPを治すのではなく上手く付き合って、生きづらさを改善していく必要があります。
まずは、HSPの特徴を見ていきましょう。
HSPの特徴
深く考える
物事を深く考える傾向があります。
たとえば、誰かに挨拶して反応がなかったとします。
HSPの人は「嫌われているんじゃないか」「声が小さくて聞こえなかったのだろうか」「忙しかったのだろうか」「無視された」など、色々考え込んでしまいます。
普通の人がスルーしたり特に気に止めなかったりすることを、気にして考える傾向が強いです。
深く考えるので場の空気を読むのが上手いです。
哲学的だったり、調べものもかなり詳しく調べるなどもします。
刺激に敏感で疲れやすい
ライブなど人混みや大きな音が苦手だったり、すぐ疲れてしまったりします。
人と接するが嫌いではない場合でも疲れてしまうことが多い。
繊細なので、人のちょっとした言葉や行動に傷ついてしまうこともあります。
他にはドラマや映画、音楽や本などですぐ感動して泣くなど。
刺激に敏感で疲れやすい傾向があります。
共感力が高い
共感力が高く、人が感じていることを自分のことのように感じます。
感情移入しすぎて他者の感情に振り回されるなど、自分と他者の境界がわからなくなってしまう場合もあります。
また、文章や言葉ではなく、人の表情・仕草や行動などから、何を感じたり考えたりしているのか察することができます。
感覚が鋭い
五感の感覚が鋭いです。
聴覚は、パソコンのマウスやキーボードの音、人の話し声、エアコンや換気扇の音、時計の音など、他者が気にならない音が気になります。
視覚や嗅覚は、光の強さが気になったり、かすかな臭いで気分が悪くなったりする場合もあります。
触覚や味覚は、触る食べるなどして、ちょっとした違いに気づくなど。
五感が鋭くて刺激に敏感なので、良く気がつく分、疲れやすいです。
HPSの特徴について見てきました。
上手く付き合うための対処法について見ていきましょう。
HSPの生きづらさの対処法
体調が悪くなった状況を記録する
自分の体調が悪くなった状況を紙やデジタルで記録しましょう。
たとえば、職場で少し離れているところで話している人の声が気になった。
何か自分のことを話しているのではないかと気になって仕事に集中できなかったなど。
どういうときに体調が悪かったり辛かったりするのがわかれば、対処法を考えることができます。
五感の刺激対策にアイテムを使う
五感の刺激にはアイテムを使うのがおすすめです。刺激を緩和できるから。
・視覚 サングラス、アイマスク
・臭覚 自分の好きな匂いの香水やアロマ
・触覚 手袋
・味覚 調味料
五感それぞれに使えるアイテムがあります。
自分に合うモノを探してみるのも良いでしょう。
人間関係を整理する
HSPの人は、自分が苦手だと感じる人とも付き合ってる場合があります。
苦手だと感じたり疲れたりする人とは、思いきって距離をとりましょう。
また、人と接する際、物理的に距離をとったり、他者との間に何かモノを置いたりするのも効果的です。
一人の時間をとる
HSPの人は刺激に敏感なので、一人の時間をとって休むのも良いです。
自分の部屋や落ち着ける環境を作って、一人でゆっくりできる時間を持ちましょう。
HSPの特徴と生きづらさの対処法について見てきました。
HSPに関する本
辛いときに役立つセルフコンパッションについて知りたい場合は、以下の記事をご覧下さい。

自分の性格について知りたい場合は、以下の記事をご覧下さい。

自分の性格を変えたいと思ってる場合は、以下の記事をご覧下さい。

まとめ
・HSPの特徴は、深く考える、刺激に敏感で疲れやすい、共感力が高い、感覚が鋭い。
・HSPの生きづらさの対処法は、体調が悪くなった状況を記録する、五感の刺激対策にアイテムを使う、人間関係を整理する、一人の時間をとる。