こんにちは、HALです。
・アドラー心理学の本について知りたい
アドラー心理学について知りたくても、分かりづらくてやめてしまう人もいます。
そこでこの記事では、初めての人でも分かりやすいようにアドラー心理学についてサクッと解説します。
この記事を読むことで、アドラー心理学について理解を深めることができます。
アドラー心理学とは
アドラー心理学とは、オーストラリアの精神科医のアルフレッド・アドラーが提唱した心理学で、勇気づけの心理学です。
勇気づけとは、人生における様々な対人関係上の困難を克服する力を与えることです。
アドラー心理学では、主に次にあげる5つの理論を基に勇気づけを用い、共同体感覚に導きます。
共同体感覚とは、家族や職場などの共同体の中でのつながりや絆の感覚のことです。
自己決定性
自分を主人公にする目的論
人間の行動には目的がある全体論
人は心も体もたったひとつ認知論
誰もか自分だけのメガネを通してものを見ている対人関係論
すべての行動には相手役がいるその他
ライフスタイル、ライフタスク引用:岩井俊憲 マンガでやさしくわかるアドラー心理学
※ライフスタイルとは、自己と世界の現状と理想についての信念のことです。
ライフタスクとは、人生で直面しなければならない様々な課題のことです。
アドラー心理学を学ぶメリット
自分について知れる
自分がどういう価値観を持っているのか、直面している課題は何なのかなど知ることができます。
自分について知ることで、課題の解決にも役立ちます。
人間関係に活かせる
アドラー心理学では、対人関係の課題に取り組みます。
他人や自分に対して勇気づけを行うことで人間関係の改善を図れます。
アドラー心理学の本嫌われる勇気
嫌われる勇気は、アドラー心理学を哲学者と若者の会話形式で解説した本です。
2015年と2016年に、ベストセラーランキング1位を獲得しており話題となりました。
また、続編には、幸せになる勇気があります。
本リンク
トラウマの存在を否定
トラウマがあるから、今も○○ができない。という、原因論(過去の出来事が今の状況を作る)を否定しています。
そして、目的のために理由を作っているという目的論の考えをしています。
悩みの全ては対人関係
人間の悩みの全ては対人関係だと書かれています。
他人がいなければ生じない感情や思考によって悩みが生じます。
他人と比較してしまうなどがそうです。
他人と自分の課題を分ける
他人の課題と自分の課題をを分ける必要があります。
他人が解決しなければならない課題については、踏み込まずに自分の課題を解決することとしています。
人間関係の目標は共同体感覚
人間関係の目標は共同体感覚で、つながりや絆の感覚を持つこととされています。
また、人間の幸福は貢献感で、貢献感を満たすことが大事です。
まとめ
・アドラー心理学を学ぶメリットは、自分について知れる、人間関係に活かせる。
・アドラー心理学の有名な本は、嫌われる勇気。